第2回 -変わったプラネタリウム-

今回からサブタイトルをつけることにした。その方が色々と都合が良いだろうというわけだ。



以下、本文。


今年の夏が終わった。流行り病のために思うような夏を過ごせていない諸兄、諸姉もいることだろう。現に私もお祭りや花火大会など足を運びたいイベントは幾つかあったのだが、勿論、それらは軒並み中止と相成った。どうにも、やるせないことだ。

しかし、まだ夏休みは終わっていない。暦の上で夏は終わったが、私の夏休みはまだ1ヶ月残っている。まだ間に合う、楽しいことをしよう。


そういうわけで知人のÄ君と共にプラネタリウムを鑑賞することとなった。プラネタリウムを見たことが無いわけではないが、自ら足を運ぶのは初めてなので少しワクワクしている。いや、かなりワクワクしている。あういうロマンチックなの割と好きなんだよね。

上映されている作品を見たところどれも素敵で面白そう。そしてその中でも一際目を引くものがあった。



"R18オトナプラネタリウム"



what's!?!?

エッチなプラネタリウム...??



その項目を見た瞬間、0.2秒でクリックしていた。

初めは単にR18と銘打っているだけで、少し淫靡な内容を含む程度の物だと考えていた。しかし、現実はその予想を遥かに凌駕していた。そのプログラムは実際に18歳未満、そして高校生は観覧できなくなってた。また説明によると、内容もかなり過激で淫らな物であるという。

一体全体どうやってプラネタリウムでそこまで過激な代物を作り上げたのか甚だ疑問である。近頃のエンタメというのは本当に多種多様だと感心してしまった。


興味がある諸兄、諸姉が居れば行ってみるといい。ただ、誰かと行く時、特に異性や恋愛対象となる存在と行く時は相手との距離感を図り違えないように。鑑賞後より親密になっているのか、はたまた気まずい空気があなた方を取り巻いているのか、それはあなたの腕次第だ。

私は無難な演目を選ぶことにするよ。



2回はここまで、それでは。